音楽
音楽
○平成24年1月、王国物語をスタートするにあたり、曲を作ることにしました。
最初に作ったのは、ペッカーのテーマ曲。
これから冒険が始まるワクワク感とペッカーが空から飛んでくるイメージの曲を作りました。
○ペッカーのテーマ曲と同時に作ったのは、戦いのテーマ曲。
当初のイメージでは、最終ポイントにて、
ゲームの要素を入れようと考えていたので
今の物とは異なり、バリバリのゲームミュージック風でした。
○6月、トロピカル王国物語の工事が進んできた為、
改めて作曲に取りかかり始めました。
王国物語で使用する曲は、5曲程度で足りるだろうと思っていたら、
それぞれのゾーン・道路・ゲームなどを考えると、全く足りないことに気づきます。
当初の完成予定だった6月頃、大慌てで作曲に取り掛かります。
○大急ぎで作った曲を現場で流してみると、全く合いません。
物語のイラストを見ながらイメージして作ったのですが、
現場の雰囲気と違和感があったのです。
あわてて編曲です。
再度、BGMだという事を認識し、よりシンプルなアレンジにしたところ、
現場で落ち着く曲になりました。
○何度も編曲や作曲を繰り返し、最終的に作った曲は30曲以上になりました。
全ての曲が現場と当てはまり完成した時は、楽器はしばらく触りたくないなと思いました。
しかし、サイドストーリやトロピカル王国物語Ⅱに向けての作曲を始めなくてはなりません。
○作曲で使用した機械は、ピアノ、エレクトーン、ギター、ZOOM R-16などなど。
スマートフォンなども再生や録音時に大変活躍しました。
○作曲を毎日詰めていくと行き詰まることが多々ありました。
その時は、慌てず泡盛を飲みます。
ほろ酔い加減で適当にひいて、メロディーが出てくるとスマートフォンで録音、
次の日は断酒して練習、そして本録音します。
アイデアが出てこない日が続くと、とても苦しかったのを覚えています。
○作曲するに当たり、
以前にDTMをやっていたので、打込みもなんとかできるだろうと思っていたら、
シーケンスソフトが物凄く進化しており、全くの浦島太郎状態でした。
今からシーケンスソフトを覚えて機材を繋げて・・・という時間はない!
と慌てていたところ、「ZOOM R16」という機器に巡り合い即購入。
MTRに切替え、なんとか録音できる環境ができました。
音楽の世界の機材達もどんどん進化しておりビックリしました。