subetenofuru-tuganaruki
2013/05/17

絵コンテ・魔法設定集

最初の設定集

shoki taki ki

○トロピカル王国物語スタート時は、イメージしかありませんでした。

その場の勢いで説明していましたが、

なかなか話だけでは伝わらないので、

「イメージを書きながら話す!」という無理な事を始めます。

めちゃくちゃな絵です。

ちなみに書かれているのは、導きの滝と全てのフルーツがなる木です。

shoki kirkabu

○バタフライガーデンの謎は今と全く異なるものでした。

当初は、石の中に隠れている妖精を探そうでした。

たしか音を使った秘密もありました。

 

taki

○このまま落書きの物で説明してはいけないと思い、苦手な絵を書き始めます。

いつ以来でしょうかスケッチブックと色鉛筆と定規セットを買ったのは。

ちなみに導きの滝です。妖精も今のフェアリー達と全く異なりますね。

 

1

○みえない妖精の洞窟。

当初の設定から一番大きく変わったのではないでしょうか。

一番初めの秘密で、重要なポジションです。

ご来店したお客様が、現実からいかに物語の中に入ってもらえるかがテーマでした。

一つ決めていたことは、内部を暗くする事。

暗くすることで現実との遮断ができればいいと思いました。

色々考えましたが、妖精の部屋から思い切り洞窟に変更です。

製作スタッフさんと何度も話を行いました。実は、完成日も大幅に超えてしましました。

洞窟を製作するあたりから、完成予定日は、あってないものになりました。

それぞれがこだわりを持ち、納得いった物ができた時が完成日になりました。

それぞれのこだわりが込められた洞窟です。

 

 

subetenofuru-tuganaruki

 ○全てのフルーツがなる木。

絵に描いたはいいけど、これが実物になるのか半信半疑の頃。

 

kirikabushou

○切り株の妖精の切り株です。

当時は、現在の切り株の家は、イメージがなく、大小サイズが異なる切り株をいくつか配置しようと考えていました。

実は、この計画はまだ生きています。

 

ba-doya-do zennhann

○バードヤードの当初の秘密です。

鳥が向いている方向へ進みなさいという秘密です。

この計画もまだ途中です。これから登場するかもしれません。

 

ba-doya-do kouhann

○バードヤード2つめの秘密。

現在の秘密の元となったイメージです。

五色の鳥が重なるとという部分は一緒ですが。

この頃は、一羽一羽が重なるというイメージでした。

 

kyojinnnosekihi

○巨人が残した予言の石碑です。

当初の設定では、もっと小規模だったのですが、

巨人の足跡の上に石碑を置くことを決めた為、だいぶイメージより大きくなりました。

石碑を順序良く読んでもらう為に工夫しなくてはなりません。

まだ、この頃は矢印に頼ろうとしています。

 

kyojinn ichi

○振り返った時の絵。

巨人が残したメッセージだから思い切って一番遠く高い所につけてはどうかと考えました。

ビックリしてくれるかどうか?半信半疑の状態です。

 

ashiato saku

○床に書く巨人の足跡です。

足跡のイメージと共に石碑の配置も考えなければなりません。

そして、山場となる最後の石碑は、きちんと振り返る位置に配置なければなりません。

角度や位置は何度も現場で悩みました。

ちなみに側に書かれているのは、柵のイメージです。

柵の上には、クリスタルがついているイメージです。

実際は美しい宝石が輝いています。

 

kimagurenayuka

○気まぐれな床です。

気まぐれな床は、すぐにイメージできました。

この頃は、カラフルに出来るとは思ってもいなくて、実物よりだいぶ地味なイメージになっています。

 

furu-tumahounosekihi  2furu-tumahounosekihi

○フルーツ魔法の台座です。

当初は、機械仕掛けではなく、自分で押してもらうタイプの単純なものでした。

モニュメントのスタッフさんより、3択にしてはとの提案がありました。

何度も悩みましたが、やることになりました。

今までただのフルーツの説明看板だったものがここまで進化しました。

お客様が楽しみながらフルーツの事知ってもらえたら嬉しいですね。

フルーツのピクトも19個全てこだわりました。とにかくカッコよく、それだけでも商品になるくらいこだわったピクト達です。

 

kirikabunoyouseinoie

○へたくそな絵ですいません。

切り株の妖精の家です。

妖精の家って!?という事で、図書館やネットなど妖精に関する事をたくさん調べました。

そんな時、子供達が遊んでいるおもちゃの家を見て、とても楽しそうな家だなと思いました。

そのイメージを基に妖精の家は、ブランコや滑り台など楽しいさ満載にしました。

とにかくイメージを決定するまでに凄く時間がかかりました。

そうそう、スタッフさんが、苦労していたのが扉です。

開閉のポイントを何度もチェックしていました。

 

monn

○ゲートのイメージです。

切り株の妖精が住んでいるバードヤード、ゲートを設置する事になりました。

ネットや本などあれこれ探しました。

世界には面白い、不思議なゲートがたくさんあることが分かりました。

さて、一番高い位置には、魔法陣が設置されています。

古いイメージを出せるかがポイントでした。

 

chizu

○全体の地図です。

計画がスタートした頃、

これを基に皆様に説明していました。

絵はへたくそですが、なんとかイメージは伝わっていたような気がします。

改めて見てみると、よくこれがここまで育ってくれたなと感動します。

 

toropikaru suto-mu

○トロピカルストームです。

当初のトロピカルストームは、角がありました。

色々絵のパターンを変え、お茶らけたりしていました。

製作チームの中では、結構人気がありましたが、残念ながらボツになってしました。

999

○トロピカル王国の全体的な関係図です。

走り書きでとてもわかりにくいのですが、

現在の関係や今後の発展継続の為の大切な設定です。

調和というテーマにたどり着けるよう

何度も考え直し、創りあげた設定です。

今後どんどん展開は、進展してきます。

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○導きの鐘の下書きです。

巨人の石碑近くに設置されています。

19個のフルーツ魔法を覚えても、まだまだ全ての秘密は解かれていません。

それを改めて誘導する為のモニュメントです。

書いたものは不格好ですが、本物はかっこよく出来ています。

鐘の響きが王国に響き渡ります。

 
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  製作チームの方に作ってもらった模型です。ドキドキとこれが本物になるのかという不安が入り混じっていました。
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門や滝などの外観、レンガのイメージも何度も打合せを行います。色の違いで本物感や時代感がだいぶ異なります。


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  トロピカル物語に出てくるストーリのサイドエピソードもどんどん作っていきます。 サイドストーリを作っていくと、愛着が更に湧いてきます。 よく見てみると、主題がトロピカル王国物語ではなく、当時の仮称「テイルズ オブ トロピカルキングダム」となっている原稿があります。
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  イラストがどんどん形になってきます。ワクワク感とこれでいいのだろうかの繰り返し。 このミニチュアを毎日眺め物語の展開と完成の日を妄想していました。
 




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